ソフトウェアでデータ復旧を

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 ◇3氏、水面下の攻防
 「全力フレッシュランナー」ののぼりが立つ後援会事務所。パイプ椅子に座った松島氏は県議選のテーマを三つ挙げてみせた。「脱組織、世代交代、脱オヤジ、ですね」
 前の二つは、建設業界を軸に組織を固める中島氏と、6期目の議長、末吉氏を意識したもの。三つ目は、前南島原市長の実父、世佳(つぐよし)氏と違うカラーを出す、という意味だ。
 定数2に3人が挑む南島原市区。昨年4月の市長選のしこりも残り、前哨戦は激しさを増す。
 前市長の下、前回選で史上最年少でトップ当選した松島氏。ところがその市長選で、世佳氏は元有家町長の藤原米幸氏に大差で敗れた。「父は集会に動員をかけたが、上滑りした。自分はドブ板選挙をしたい」。ミニ集会に加え、国道沿いで朝の辻立ちを始めた。
 松島氏のライバルとして登場したのは、世佳氏の市長選や前回県議選で松島氏を支援した中島氏。合併前の旧加津佐町議を1期務め、後は家業の建設業に専念していた。「現職は2人とも旧有家町出身。他の地域の声が届かない、住民の声を聞かない、と批判があった。ならば私が出ようと」
 口加高で高校総体四百メートルリレーに出場。今も母校でトレーニングし、百メートル走で市の「40〜44歳」の記録を持つ。スポーツ振興を訴える。「末吉さんは力がある。市民感情として議席に残さないかん」。照準を松島氏に合わせる。
 競り合う2人から置き去りにされないよう警戒するのは末吉氏だ。「(2人は)どっちが上がっても、よか県議になる。しかしまだ評価のしようがない」と実績不足を指摘する。三つどもえの市長選で支援候補は3位に沈んだが「影響はない」と強気だ。「人口減少が続く中、藤原市長がやろうとする学校給食無料化は市民を元気にする。市の施策に加勢すっとが仕事になる」。藤原市長への歩み寄りの姿勢も見せる。
 だが、市長支持者は自主投票。水面下の攻防に拍車を掛けている。【古賀亮至】(おわり)
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 ◆南島原市(定数2)
 ◇立候補予定者
末吉光徳 64 自現(6)
松島完  31 無現(1)
中島浩介 44 無新
〔長崎版〕

3月13日朝刊

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 未曽有の大災害となった東日本大震災。一夜明けた12日、県内でも募金や医師の派遣など支援の動きが始まった。一方、津波警報は同日午後1時50分に注意報になったが、JR長崎線の長崎−肥前山口間と大村線の諫早−早岐間が始発から午後3時頃まで運休となり、大学入試にも影響が出た。県は13日に中村法道知事をトップとする緊急支援本部を立ち上げる。【下原知広、野呂賢治】
 ◆医療支援
 ◇長崎大病院など、3チームを派遣
 長崎大病院と長崎市立市民病院、長崎医療センターの災害派遣医療チーム(DMAT)が12日、県の要請を受けて仙台市などに派遣された。いずれも期限は未定。県内には他に佐世保市立総合病院など11のDMATがあり、現在待機中。追加要請があれば派遣する。
 県などによると、長崎大チームは仙台市若林区の霞目(かすみのめ)飛行場内に設置された臨時医療施設内で、被災者の治療優先度の判定(トリアージ)などを担当。市民病院と医療センターチームは、関東方面から福岡空港に搬送される患者のため、臨時医療施設の設置準備をし、治療にもあたる。
 ◆受験に影響
 ◇交通機関乱れ 2大学、追試も
 国公立大の一般入試・後期日程が始まった12日、長崎大(長崎市)と県立大(佐世保市、長与町)でも小論文や面接試験などがあった。東日本大震災の影響で交通機関が乱れ、遅れて試験時間の繰り下げを申し出たり、間に合わずに追試験を求める受験生が両校で計20人あった。追試を求めたのはうち12人で▽長崎大は17日▽県立大シーボルト校は14日▽同佐世保校は16日に、それぞれ追試を行う。
 ◆自衛隊
 ◇海自佐世保基地、救援へ2補給艦出港
 海上自衛隊佐世保基地からは12日、食料や水など救援物資を積んだ補給艦2隻が相次いで被災地へ向かった。
 補給艦「おうみ」(約1万3500トン、乗組員約160人)と「はまな」(8150トン、同約130人)。物資は2隻で缶詰などの非常食約2万6000食と2リットルのペットボトル飲料水約2万1000本、毛布約5000枚、薬やスコップ、ゴミ箱など。同基地からは既に護衛艦の「あしがら」(7750トン、約270人)と「くらま」(5200トン、約300人)も被災地に向かった。
 また、大村市の陸上自衛隊大村駐屯地からも12日、第16普通科連隊などの隊員672人が東北地方に向けて車両で出発した。
〔長崎版〕

3月13日朝刊

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